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こんばんは!

今日はファンのテンションを上げて落とす試合でした。
お笑いならそれが基本ですが、スポーツでそれをやられると笑えません。

明日は早起きをしなきゃいけないので、さくさくっと振り返ります。
・・・まけたからじゃないですよ。念のため(笑)

大谷投手唯一といってもよい弱点、立ち上がりをしっかり攻め、先制できたのはとてもよかったと思います。欲を言うともう1点ほしいところでしたが、ひとまず1点取ったというのは意味のあることだったと思います。

残念なのは松葉投手でした。
いったい二軍でどういじくられたらそうなるのか、というくらいの内容で、折角取った虎の子の1点があっさり無に。

貴重な先発左腕がこれでは・・・悲観せざるを得ない内容だったと思います。

一方、その火消しを任された比嘉投手は一死満塁のピンチを凌いでくれました。
去年の勘がだんだん戻りつつある、とみていいんでしょうか。

なんとか大谷投手を攻略したい打線ですが、リズムができた大谷投手を捕まえるのは本当に容易ではありません。もう二刀流とかやってないでアメリカに行きなはれ(笑)

で、困っているうちに、4回裏、ロングリリーフ中の近藤投手が捕まってしまいました。
田中賢介選手にタイムリーを打たれて2点を失います。これで1-3、ファイターズが勝ち越し。

大谷投手相手に2点は重いよ、と思っていたら、6回裏にも5番手の塚原投手が捕まり1-4・・・。
T-岡田選手がファウルフライを落球したのも痛かったです。

もうだめじゃないか、と思っていたら、そのT-岡田選手が大谷投手からソロホームランを打って1点を返しました!

浪速の豪砲の名にふさわしい一発です!
これが大谷投手の今季初被弾でした。

ってか、いままで打たれてなかったんですね。
文字通り一矢報いることができ、よかったです。

大谷投手は次のブランコ選手を三振にしとめたところで降板。
指に血豆ができたそうです。

圧倒的な投球を見せる反面、足が攣ったり、血豆ができたり、ハプニングも多い大谷投手。たまたまオリックス戦のときに多いだけでしょうか。

大谷投手が降板しても、2-4。
勝ちパターンの継投が始まってしまい、依然厳しい状況でした。

ここでバファローズファン最大の上がり目が到来しました。
8回表、マウンドにはセットアッパー・宮西投手の場面。

代打・宮崎選手が死球で出塁。無死一塁。
続く伊藤選手はピッチャーゴロでしたが相手のエラーに助けられてセーフで無死一、三塁。
大チャンスで西野選手!でしたが、ここはセカンドライナー・・・。
けどまだまだ一死一、三塁のチャンス。代走として中村選手が一塁に。

足のある中村選手が生還すれば同点です!
打席には安達選手。

と、ここで中村選手が盗塁を企図していた裏をかかれて牽制死してしまいました。
カウント的にも走るならここ!って場面ではありましたが、本当にもったいない・・・。

一気に「ダメかな・・・」というムードになりましたが、ここで安達選手が意地を見せてくれました。

同点2ランホームラン!

宮西投手の失投をしっかり打ってくれました!
これでファンの盛り上がりは最高潮に!

同時に大谷投手の2ケタ勝利はお預けになりました。
日ハムファンの方、恨むなら宮西投手を恨んでくださいね。


・・・けれど、この直後、ファンは本日最大の落ち目に見舞われます。
大事な8回裏の守備、前田投手が回跨ぎで登板します。

継投につぐ継投でこの試合を戦っていたバファローズベンチ、この段階では佐藤達也投手と平野佳寿投手が残っているだけでした。普通ならこの2人のどちらかが登板するところだったと思います。現状ですと平野投手はクローザーとして残しておかねばなりませんので、佐藤投手かなと思われますが、佐藤投手の腰の状態を考慮して、使わないという判断をしたのかと思われます。

前田投手はツーアウトまで必死に粘りましたが杉谷選手の打球を弾いた間に1点をとられます。これでまた勝ち越しを許して4-5.

そして、このとき右手に打球を受けたのが響いたのか、つづくレアード選手には3ランを打たれてしまいました。

まさに撃沈という言葉がよく似合う瞬間だったと思います。
もしかしたらいけるか!?と思った分落ちこみも酷いです。

そのまま9回は増井投手に締められて終了。
4-8で敗北。

打線はよく打っていたと思います。特にT-岡田選手の活躍には目を見張るものがありました。9回裏にも三塁打を打って怪気炎を吐いていましたし、この調子で次もお願いしたいです。

投手陣も比嘉投手、岸田投手を除いては失点したわけですからひとりひとり反省点があったと思いますが、なんといっても今日は松葉投手が全く仕事ができなかったのが響いていると思います。7回まで合計4失点だったわけですが、よくこれで済んだね、というべきで、2番手以降をそこまで責められないと思います。

前田投手については、丁寧に外低目を狙った分ボールが先行してしまったケースが多く、全体的に苦しい投球内容だったのかなという印象です。必死に粘っていただけに、最後の1発が悔やまれるなぁと。
マスクを被った伏見選手も、いろいろ思うところがありそうだな、と思います。2人ともこれを次に活かして欲しいです。

次は7/4の大阪夏の陣in神戸です。難敵・ソフトバンクに挑みます。
地球儀柄ユニホームのお披露目。デザインが発表になったときは面食らいましたが、いまではあれを着て野球する選手がちょっと楽しみだったりします。

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