このエントリーをはてなブックマークに追加   

今日は現地で観戦してきました。

今日のオーダーは、2番に宮崎選手(センター)、4番にモレル選手(サード)、T-岡田選手が6番に下がり(レフト)、7番に伏見選手が今季初スタメン起用(ファースト)で、9番には縞田選手をショートで起用と、オーダーを弄ってきました。

多くは左腕対策のためだと思いますが、縞田選手だけは、安達選手を休ませるために敢えてそうしたようです。

安達選手は今日は欠場とのことで一日ホテルで休養、ベンチ入りもしなかったそうです。

これからもこういう形で安達選手を欠場させる試合が出ると思われますので、縞田選手には首脳陣を安心させる活躍に期待がかかるところでしたね。


さて、試合は東明投手対菊池雄星投手で始まりました。

初回にモレル選手の二塁打で幸先よく先制し、その後伊藤光選手のタイムリーで1点を追加するところまでは見ていて楽しかったです。

菊池投手の立ち上がりをきっちり捕まえて順調に点を取れていたわけです。が、東明投手は東明投手で、制球が定まらない苦しい投球を続けていました。初回から四球で走者をためて満塁にしていましたし、それ以降も一向に制球が定まる気配がなかったですね。

それでも4回まではなんとか2失点で踏ん張っていましたが、球数が4回終了時点で80球を越える有り様で、疲れも見えたのか5回には完全につかまって大炎上してしまいました。

栗山選手、中村選手にポンポンと初球をヒットにされた段階で、次のメヒア選手には最悪の結果を覚悟しましたが、結果は初球をバックスクリーンまで運ばれるというもので、まさにその最悪をやられてしまった格好でした。

これで試合の大勢は決してしまったといってもいいのですが、東明投手はさらに滅多打ちにあって、さらに1点を失います。

最後もセンター前ヒットで、二塁走者が本塁クロスプレーの結果アウト、それでやっとチェンジになったというものでした。ここで相手走者が無理に突っ込んでこなければ今度は満塁でまた栗山選手、中村選手、という流れで、どこまで行ったかと思うとお腹が痛かったです。

東明投手は5回を6失点、要した球数は107、被安打が11、四球が4つと、今季最低レベルの投球をしてしまいましたね。

去年はストライクゾーンで勝負することで打者を押し、勝ち星を重ねてきましたが、同じ人とは思えない内容の投球で、非常にがっかりしました。一体どうしたのでしょう?

一度再調整させた方がいいのかもしれません。二軍に落としている余裕がないのもわかりますが、山崎福也投手なり、松葉投手なりで1回ローテーションを飛ばさせるくらいしてもいいのではとさえ思てきます。

ちなみに、今日の座席はブルペンに近かったので状況をずっと見ていたのですが、2回から中継ぎ陣が投球練習を始めていました。

最初は白仁田投手・海田投手の2人が軽いキャッチボール程度の投球をしていただけでしたが、3回ごろから佐藤達也投手と岸田投手が投げはじめ、しばらく休んだかと思ったら4~5回にはまた佐藤達也投手と海田投手がブルペン捕手を打席に立たせたりしながら調整、という感じでした。

この調整のペースが東明投手の投球内容とどう関係しているのかはわかりません。もしかしたらいつもこんな感じなのかもしれませんが、最後の4~5回の佐藤投手と海田投手はいつでも行ける段階で、ベンチからの指示を待っている状態でした。

ちなみに、吉田一将投手や塚原投手も来ましたが肩は作らず。

5回の炎上を見て、この2投手は出番なしとなったようです。

結局登板できるところまで肩を作っていたのは佐藤達也投手と海田投手だけでした。

で、先に出て行ったのは佐藤達也投手。

ちょうど投手の真後ろからブルペンが見えるところに座っていたので、ボールの様子もよく見えたのですが、それを見る限りではコースにボールが行っていたし、受けている捕手の反応もよさそうだったので、今日はちょっと違うかも、なんて思った記憶があります。

で、佐藤投手の内容です。

先頭の栗山選手を三振に打ち取ります。

お、いけるかな?なんて思いました。

が、続く中村選手とメヒア選手には連続でホームランを浴びてしまいました。

佐藤投手の場合、変化球で打ち取れるかよりも、真っすぐで打者に押し勝てるかのほうが調子を計る上で重要で、今日も復調を確認したかったのか中村選手には高めの真っすぐで押したりして、敢えて危ない橋を渡っていたように見えました。そして、これが裏目に出て本塁打にされてしまいました。

さらに、よせばいいのに続くメヒア選手にも初球から真っすぐを投げて、待っていましたと言わんばかりに完璧な場外ホームランをお見舞いされてしまいました。

2本とも試合の大勢が決した中でのホームランで、正直今更打たれてもがっかりも何もなかったのですが、何が残念って、佐藤投手がぜーんぜん復調してないと言わざるを得ないことが残念で仕方ないです。

前の登板の時ほどボールが暴れておらず、状態は多少改善したのかなと思いましたが、その上がり目をくじくような結果になってしまったことが残念で仕方がないのです。

7回、8回は海田投手にシフト。

海田投手についてはなぜか「まぁ海田なら大丈夫だろ」くらいに思って楽に見ていたのであまり印象がないのですが(汗)、事実、大丈夫でしたね。

しっかり打者と勝負できていて、西武打線にさらなる隙を与えませんでした。2イニングも投げさせてしまいもったいない気がしましたが、次は接戦でこういう投球をしてくれればと思います。

しかし、どうして海田投手は大丈夫だと自信をもって見られたのか。

謎です。

結局、今日は2-8で負けました。

最下位脱出もしばらくお預けに…。

今日の収穫と呼べそうなものは、海田投手が大丈夫だったことと、モレル選手が2安打で気を吐いたことくらいだったかなと思います。

スタメン起用の伏見選手と縞田選手はヒットなしであまりいいアピールができませんでしたが、それ以上に糸井選手と中島選手の状態が恐ろしく悪く見えたことが気がかりでした。ほかの選手がどれほど打っても、両選手の活躍がないと打線がつながりませんので心配です。

特に糸井選手については、糸井選手の調子とチームの状態が連動している状態ですので本当に気がかりです。またどこか痛めたのか、何か再発しているのか、なんて勘繰りも出てきます。

明日は近藤一樹投手が先発します。

明日は勝って、このカード勝ち越しを決めてほしいです。


お読みいただきありがとうございます。
お気に召しましたらクリック(タップ)をお願いします。
にほんブログ村 野球ブログ オリックスバファローズへ