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この日は東京ドームでの日ハム戦。

なかなか東京ドームにいい思い出がないのですが、今日はどうかな?

先発は金子千尋投手と加藤投手でした。

金子投手は初回先頭打者に四球を与え、送りバントで送られ、近藤選手にタイムリーを打たれてしまう不安定な立ち上がりを演じました。

大丈夫?と不安になりましたが、そこからは立ち直り、終わってみれば8回まで投げて打たれたヒットはこの1本だけという内容でした。合計3つの四球を出しましたが後続を断って点にはさせない投球でした。

相手打線がものすごく不調という状況に助けられた部分も否めませんが、しっかり修正して大崩れしなかったのは流石で、この調子で頑張ってほしいと思います。

一方の打線は今日はバファローズらしくない猛攻を披露しました。

まず、1点を追う3回、本日先発出場の武田選手が同点打を放ちました!


第1号同点弾!


武田選手はこれが一軍公式戦初本塁打でした!

武田選手!

おめでとうございます!


これで同点に追いついて、一気に試合をひっくり返したいところで、今度は宮崎選手!

第1号ソロ!

打率.400越えという驚異的な好調を続ける宮崎選手、この日は4年ぶりの本塁打で試合を一気にひっくり返しました!

このあと試合は膠着状態に入りますが、この沈黙を破ったのも宮崎選手でした。

第2号2ラン!

このシーンでは立ちはだかる鍵谷投手に対して伊藤選手が13球粘って四球という場面がありましたが、この粘りが非常によく効いていました。全球全力投球がウリの鍵谷投手は好投手ですが、ほぼ毎試合といってもいい連投ぶりで疲労の色が見え隠れし、さらにこの粘りですから、相当嫌だったのではないかと思います。そこへきて宮崎選手の2ランでした。

このあとも鍵谷投手はすんなり抑えられず、球数も30球を数えたところで交代しました。他チームのことですが、次の試合以降の起用を慎重に考えねばならない状況になったのではないかと思います。もっとも、ほかに出せる投手がいないとなれば、苦しくても鍵谷投手に頑張ってもらうしかないのでしょうが・・・。

この後もバファローズ打線はT-岡田選手の5号2ランなどで加点し、先発野手全員安打で合計8点を取る攻めを披露しました。

9回裏に登板した海田投手がレアード選手にホームランを浴びるなどして3点を失う不安定な投球を披露しましたが、日本ハムの反撃もここまででした。

8-4

大勝!


これでバファローズは4連勝です。

4本の本塁打でガンガンと点を稼いでいく攻勢で、小技で1点ずつとっていくバファローズらしからぬ勝ち方になりましたが、どの打者も強くコンパクトに叩こうと意識してのもので、本塁打を狙って大振りしたわけではないようです。それでいいと思います。武田選手のホームラン後のコメントに「この球場ならでは」と岩本さんが思わず言っちゃっていますが、それはそれとして、「強くコンパクトに振ったらホームランになった」くらいの感覚でいて、これまで通りのつなぐ意識は忘れないでほしいなと思いました。

けど、これだけホームランが出ると、見ている側としては、楽しいですね。

仕事上がりにレフトスタンドに集ったバファローズファンの方は、きっとおいしいビールが飲めただろうなと羨ましく思います。



楽天との開幕3連戦を3連敗で終えた時には、こうなるとは予想だにできませんでしたが、今のところ、バファローズは面白いように勝ち進んでいます。2014年の快進撃とほぼ同じ快進撃とのことです。当時と違うのは、さらに上の快進撃をしている球団が1つあるということです。こちらも、開幕にバファローズに3連勝したからといって、ここまでの快進撃は予想だにできませんでした。

もっとも、バファローズにとって楽観視できる要素はあまりないです。ロッテと日本ハムがびっくりするくらい低迷しており、ソフトバンクと西武は堅実にそれらを降しながらバファローズのすぐ下にいます。先の2チームが盛り返してきてもちょっとやそっとじゃひっくり返されないくらいのゲーム差ができつつありますが、あとの2チームについてはまったく予断を許さぬ状況です。ここ数年の戦いぶりをみれば、4球団とも地力は強いチームであることは明らかですから、バファローズがちょっと鈍ればあっという間に持っていかれてしまうと思っておいた方がいいです。

いつもの繰り返しのようになってしまい恐縮ですが、バファローズは各チームの状態が上がってこない内に可能な限りの貯金をしておきたいところです。次の相手はロッテですが、自らのミスで失点してみすみす勝てる試合を落とすことのないようにしてほしいです。


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