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この日は日本ハムとのカード最終戦。

オールスター前、前半戦最終戦でした。

ここまで、浦野投手、斎藤佑樹投手をしっかりと打ち崩して、カード勝ち越しを決めているバファローズ。

このままスイープして、最高の形で前半戦を終えたいところでした。

両軍の先発は金子投手と大谷翔平投手でした。

左太ももの肉離れでリハビリをしていた「投手」大谷にとってはここが復帰戦でした。

2イニングの予定とのことですが、相手にとっても大注目の試合でした。

その大谷投手は、踏み込み足に体重を乗せられず、手だけで投げたようなフォームになって制球が定まらない様子でしたね。先頭打者から四球を出していましたが、四球の出し方からして、打者と勝負する以前の状態で、普通の投手ならまだ一軍で投げさせる段階にはないのは明白でした。

ストレートの速さは健在で、初球から155km/hと、他の投手が全力で投げても出ない速度を出していましたが、この日はあくまでも調整登板、オールスター明けまでにどこまで調整できるのかな、という感じだと思います。

このまますんなり2イニング抑えられると嫌だなぁと思ってみていたのですが、2回裏に大谷投手を捕まえることに成功しました。

一死から小谷野選手に四球、マレーロ選手とT-岡田選手にヒットが出て満塁、ここで打席に入った大城選手がよく選んで押し出し四球、これで先制に成功しました。

栗山監督は球数30球を目前にした大谷投手にここで交代を告げ、メンドーサ投手を投入しました。

依然一死満塁のチャンスで打席には伊藤光選手。

勝負は1球で決まりました。

走者一掃!


なかなかチャンスがもらえない中、投手の代わり端をセオリー通りに思い切りよく振り抜いて、いい活躍を見せてくれました。

さらに小島選手がヒットでチャンスを拡大し、駿太選手の犠飛で5点目をとりました。

5回には小島選手が渋いセンター返しで6点目を取り、金子投手を力強く援護しました。


さて、その金子投手ですが、こちらも大谷投手ほどでないにせよ、状態はあまりよくなかったようですね。

ボール先行になるケースも目立って球数を要し、テンポが悪かったかなと思います。ただ、金子投手のコントロールのブレはボール1個分程度の細かいズレなので大谷投手のそれとはちょっと違うと思います。

ただ、そのボール1個分もしくは0.5個分の出し入れで勝負する投手ですから、そこが決まらないと自然に苦しくなっていくんですよね。

金子投手は結局5回を3失点でマウンドを降りることになりますが、そこまでで111球を要しました。持ち前の投球術で三振を7つ取ったものの、四死球も3つと振るいませんでした。なんとか粘ってリードを守り、最低限の仕事をした、というのが素直な印象でした。

エースの称号を冠する以上、長いイニングを投げてもらうのは前提になりますが、この日の金子投手は5回でマウンドを降りることになりました。

普段なら基本ポジティブシンキング(自称)の私も眉を顰めるところですが、この試合は前半戦最終戦であり次まで間があくところですし、勝ちパターンの継投でしっかり締められるならそれでいいかなぁなんて思いながら、中盤以降の継投を見守りました。

6回からはバッテリーごと代わり、若月選手が登場、マウンドには大山投手でした。

ついに勝ちパターンで出てくるようになりましたねぇ。

そして気持ちのいい投球で1イニングをゼロで抑えて帰っていきました。

去年までの、いいボールを持っているのに実戦で持ち味をまるで発揮できず、ぽこぽこと打たれてしょんぼり帰るのを繰り返していた大山投手とはまるで別人のようです。この間サイドスローへの転向を模索し、あまり合わずに元のフォームに戻した、なんて顛末もありましたが、一度サイドスローに変えてみたことが転機になっているのでしょうか。もしくは気持ちの面で吹っ切れて、目の前の打者に力いっぱい勝負することに徹しているのが結果になって表れているのでしょうか。いずれにせよ、うれしいですね。

7回には近藤投手、8回には黒木投手が登場し、いずれも無失点で切り抜けました。

ここはすっかり安定感のある勝ちパターンになっていました。この6回から8回までの3イニングは本当に見ていて気持ちのいい投球でした。

そして、9回は、守護神・平野投手でした。

このところふらついた投球が続いていた平野投手。

原因ははやり疲労らしいですね。それが原因で若干フォームを崩してしまっているようです。

そんな解説を聞いて「今日、大丈夫かな」と心配になりましたが、7球で締めて、

3-6

快勝!


バファローズは大谷投手から初めて白星を奪うことに成功しました。

カード3連勝、ロッテ戦からの勝ち星が4つ連なって、4連勝で前半戦を終えることができました。

ここまで80試合を消化して、38勝41敗1分、借金3です。

借金になっているのがこうなると悔しいのですが、上出来だと思います。

吉田正尚選手も帰ってきましたし、バファローズらしい戦いができる素地は整ったと思います。

オールスターを挟んで、17日からはじまる後半戦をしっかり戦い、後半戦で3位争いにしっかり食い込んでいってくれれば、きっともう一波乱、ペナントレースを面白くできるのではないかと思います。


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