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更新が遅くなりすみません。

試合終了後「よし、お昼寝!」と寝たら、深夜でした。

このくらいのタイムスリップは日常茶飯事、規則正しい生活とは無縁のべぇ太です。

もうちょっとちゃんとしたいな。

さて、この日の試合は日本ハムとの第2戦。

前日とはうって変わっての接戦でした。

終わってみればそう言えるのですが、立ち上がりはもっと危なかったですね。

先発・松葉投手は初回、立ち上がり腕が振れていなかったのかポンポンとヒットを打たれて一死も取れないまま先制を許しました。

さらにレアード選手の本塁打寸前の大飛球が犠飛となって2点目を失い、このままあと何点取られて止まるのだろう、という感じでした。

ああこのまま畳み掛けられたらおしまいかなと覚悟しましたが、そこから松葉投手は粘り、なんとか初回をこの2点で止めて終わりました。

2回以降の投球が気がかりだったのですが、何かふっきれたのか、開き直ったのか、切り替えたのか、ともかく松葉投手は2回以降は一切失点せず、というか、相手にチャンスらしいチャンスを作らせず、6回までを投げおおせました。

あの初回の崩れっぷりは何だったんだ、とか、初めからこういう投球をしなさいよ、とか、いろいろと厳しく言いたくもなりますが、ここはよく修正したと褒めるのが正しい所作なのかなと思います。

2年くらい前までの松葉投手なら、こういう立ち上がりをした場合はおかしいままずるずると行き、3回くらいまでで交代していたと思います。

立ち上がりと7回付近に出がちな、こういう隙をもっと減らしていくことが当面の目標ですね。難しい要求ですが、2ケタ勝ってもらうためには必要なことですので、是非頑張ってほしいと思います。

松葉投手が立ち直った以上、勝たせてあげたいバファローズ。

打線は打線で、日本ハム先発の加藤投手をなかなか打ち崩せずにいました。

そんな中3回表に1点、そして5回表にも1点取って、なんとか同点に追いついた状態で終盤まで行きました。

この2点、いずれも本日スタメンマスクの山崎勝己選手によるものでした。

1点目は三塁打で出塁した大城選手をショートゴロの間に返したもの、2点目は内角のボールにうまく反応し、鋭く体を廻してのタイムリーツーベースでした。

事実上の退職勧奨にも見えた大減俸のあと、二軍でマスクを被る日が多く、このほど一軍の試合に出る機会が増えてきたベテランですが、頑張っています。

リードと捕球に関しては今でも一級品との声が高いです。

一方、課題は打撃という話もずっと聞かれています。

今年もこの日までヒットがない状態が続いており、そういう意味では厳しい状況にあったわけですが、この日の試合では初回の立ち上がりが覚束なかった松葉投手をうまくリードし、中盤以降の継投もしっかりリードしてゼロで切り抜けた上に、2打点でしっかり貢献もして、いいアピールになったと思います。

私としてはコーチ兼任、もしくはバッテリーコーチとしてやってくれるといいなと思っています。今オフ、どうなるか気になる選手の一人です。

さて、山崎選手の活躍もあって、試合はタイのまま終盤へ。

バファローズは比嘉投手・近藤投手・平野投手の継投で9回までゼロで凌ぎました。

この3投手がいずれも素晴らしかったですね。

特に、比嘉投手がここまで一軍での登板で危なげなく抑えていて、この日も気持ちよくゼロで抑えて帰ってきてくれたのがうれしかったです。2014年の快投に近づいてきました。あとは連投に耐えられるところまで肩が戻っているかですが、二軍でも試合数はこなしていたようですし、この様子なら来季は開幕から一軍で頑張ってくれるのではないかと期待しています。

この間、打線は点が取れず、試合は延長になりました。

試合の様子を見るに、長引けば長引くほどバファローズ不利なのは間違いなかったと思います。

早い段階で決めたい10回表。

日本ハムは宮西投手を投入しました。

バファローズの先頭は駿太選手。

ここで駿太選手はセーフティバントを試みましたね。

ちょっと打球が強すぎるかなと思ったのですが、サードのレアード選手がベアハンドで送球を試みるもボールが手につかなかったためセーフに(記録は内野安打)。

この走者を安達選手の送りバントで進め、一死二塁のチャンスを迎えました。

ここで続く吉田正尚選手はセンターフライ、二死になってしまい、打席にはロメロ選手でした。

このところお疲れなのか状態が悪いロメロ選手で、この日もストレートは差し込まれ、変化球は打ち損じ、という感じでした。対左投手の打率も悪いとのことでしたので、吉田正尚選手で決められなかったことを悔やむことになる公算も大きかったと思います。

ただ、ここでファイターズバッテリーは、解説・建山さんが「これはダメ」「これには気を付けなくちゃダメ」といったことを全部やってしまいましたね。

それでも抑えていれば「危なかったですね」という話になるところを、建山さんの危惧がこれまた全部当たるという、バファローズにとっては文句のない結果になりました。

建山さん曰く、


「中途半端な半速球が高めに行かなければ凌げると思う」

さらに曰く、

「低めに丁寧に投げているが、今日ロメロ選手が唯一合うのがシンカー。これのストライクゾーンは注意しなければいけない」

結果は、こんな感じでした。

シンカーが中途半端な半速球になり、真ん中のちょっと低めに行き、ロメロ選手はタイミングを崩されたものの、出したバットの芯を食ってレフトスタンドに、という感じでしたね。

宮西投手としてはもっと少し低いところを意識したはずです。失投の部類ですね。結果的に、建山さんのいう通りになりました。

最後はヘルメン投手がきちっと締めて、

4-2

辛勝

接戦を制すことができました。観どころも多く、いい試合だったと思います。

次もしっかり戦って、北海道遠征を実りあるものにしてほしいと思います。」


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