この日は本拠地開幕シリーズ第2戦でした。
ちょっと嫌な流れの試合が続いていましたが、今度こそ勝ちたいところでした。
両軍の先発はアルバース投手と二木投手でした。
アルバース投手は公式戦初登板。
開幕前には落ち着いてボールをコントロールし、相手を打たせて取る姿が印象的でしたがこの試合でもそれを発揮できるか。
一方の二木投手はただでさえいい投手なのにオリックス戦には滅法強く、この試合も投手戦の様相を呈するのかな?というのが試合開始前の印象でした。
で、注目の立ち上がり、
アルバース投手は気合が前に出て、ちょっと平静を欠いていたしていた模様。コントロール自慢の投手が初回先頭打者にいきなり四球、そこからヒット1本で先制を許してしまいます。
その後は三振ゲッツーで凌ぎ切りますが、これ、このまま打ち込まれたら更新しないでふて寝かなあ。
なんて思ってしまったことを告白しておきます。
そのままぽこぽこと打たれていく流れもあり得ましたからね…。
けど、この日に関しては杞憂でした。
流れを押し戻したのは直後の1回裏、吉田正尚選手でした!
アメージング!
ちょーっとバットの先かなぁ、センターフライかなぁ。
なんて思いながら見てたら、そのままバックスクリーンまで届いちゃいました。
アメージングとしか言いようがないです。はい。
この2号逆転2ランで試合をひっくり返し、流れを相手に渡しません。
2回から6回までは両投手とも落ち着きを取り戻し、1点差のままじりじりとした試合展開でした。
つぎに試合が動いたのは6回裏、一死二、三塁の好機でマレーロ選手が犠飛を放って貴重な追加点を得ました。
うん、いい流れが来つつあるぞ・・・。
続くチャンスで一気に畳み掛けたいところでしたがここでは加点できず。
うーん、昨日までの顛末を思うともっとしっかり押し込みたいところなんだけどな・・・。
と思った直後の7回裏、二死満塁の大チャンスで小谷野選手!!
走者一掃!!
四球、四球、犠打と、ここまで全くバットを振らなかった小谷野選手、大事な場面で最高の一振りを見せてくれました。
振り返れば、ロッテにとってはこの回から登板した西野投手が誤算でしたね。
先頭打者・若月選手が四球で出ると、宗選手がしっかり送りバント、大城選手がヒットで続いて一死一、三塁としたところで吉田正尚選手を歩かせてしまいい・・・という顛末で、一死満塁。
この先はロメロ選手と小谷野選手という相手からしたら物凄く嫌な場面でした。
ロメロ選手が併殺したらいよいよまずいことになる場面でしたがセンターフライ、犠飛になるかと思ったけれどランナーはスタートできず。
そして、先ほど映像を貼った通り、小谷野選手が一振りで決めた、という流れでした。
小谷野選手と西野投手の対決ではボールが先行し、3ボール1ストライクという非常に打者有利なカウントにできたのが大きかったように思います。
ほんと、頼りになるベテランです。
この1打で事実上の勝負ありでしたね。
8回裏には益田投手のワイルドピッチの間にさらに1点加点し、
7-1
快勝!!
いやぁ、今日もこれまでと同じような顛末で負けたら本当にふて寝しようかと思っていたので、よかったです(笑)
アルバース投手は公式戦初登板で見事初勝利を飾りました!!
アルバース投手!!
おめでとうございます!!
おめでとうございます!!
初回こそ先述の通りでしたが、終わってみれば8奪三振の好投でした。昨日までの勢いのあるロッテ打線を相手にしっかり抑えてくれました。
この調子で一年間ローテーションを守って、チームの浮上に貢献してくれたらと思います。
セカンドの山足選手が負傷し登録抹消、西野選手も振るわず二軍へ、というところで、大城選手が3安打猛打賞でしっかりアピールしてくれました。これが実は大きいです。センターラインは固定できた方がいいのは事実ですが、セカンドに関してはまだ固定しきれないバファローズにとって、誰か1人でもしっかり動ける状態にあればひとまずいいと思います。定位置はじきに固まっていくと思います。
ロメロ選手とマレーロ選手がみるみる状態が下がっているように見えるのが悩みの種ですが、両選手についてはじっくり待つしかないですかね。両選手が打ち出せばいよいよ波に乗れると思います。
投手陣では前の登板で打ち込まれた黒木投手と増井投手が今回はしっかり抑えてくれました。これもいい傾向だと思います。
勝利監督インタビューで福良監督に笑顔が(いつもより、多めに)見えたのがよかったです。去年までは勝ってもどこかむすっとしてましたから。福岡、そして大阪と苦しいゲームが続いていますが、指揮官はそれでいいと思います。
問題は、これを明日以降も続けられるかです。
明日はディクソン投手です。
6枚目がディクソン投手って、今更ですが、贅沢ですねぇ。
本拠地開幕シリーズは、勝ち越しで終わってほしいです!
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